オパール

2022年11月16日 / 最終更新日 : 2022年11月21日 Miuzu Kikui オパール

エチオピア産オパール

光の当たり方や見る角度によって全く異なる表情を見せる、エチオピア産オパール。

美しい虹色が浮かぶルースには、自然が生み出した遊色効果をお楽しみいただけます。

遊色効果とは、天然石の表面に浮かび上がるさまざまな色彩のことで、揺らめくような虹色が見える効果のことを指します。

この遊色効果を持つ代表的な天然石がオパール種です。

様々な角度から入る光の当たり具合によって、異なる表情を楽しむとこができるのがオパールの特徴。

またエチオピア産オパールは、堆積性（たいせきせい）のオーストラリア産とはあきらかな違いがあります。

火山活動の影響により比較的短い時間に高温で形成されたエチオピア産オパールは、宝石の中に水分を多く含んでおり、そこに光が差すことで揺らめくような遊色効果を見せてくれます。

エチオピア産オパールの発見と特徴

エチオピア産オパールは1993年に市場に出回りだしたばかりの新しい天然石です。

採掘地は、エチオピアの首都から北東に約160km、標高2450mにある自然豊かな高原地帯で、ロバが通れるほどの道を行くか、ヘリコプターで上空から向かうような場所にあります。

現在でも手作業で採掘されるエチオピア産オパールは透明度が高く、黒い台紙の上に置いて光をあてるとさらに美しく輝きます。

また、「ハイドロフェン現象（水を吸い込む性質により、見た目に変化が現れること）」が見られるのも特徴のひとつです。

エチオピア産オパールは水に浸しておくと色合いがどんどん変化します。実際、目にすると鉱物とは思えない神秘的な変化ですが、取り扱いには注意が必要です。

水を吸い込む性質を持つこの天然石はのお手入れ方法ですが、基本的に柔らかい布で汚れをふき取ればＯＫです。

どうしても汚れが気になる場合は、ほんの少し湿らせた布で優しくふき取りとよいでしょう。

特に身に付けたり触ったりした後は、目に見えない皮脂や汚れがついている可能性もあるので、なるべく拭き取るよう心がけましょう。

角度を変えると、カラフルな遊色の揺らめきが変化していくオパール。

こちらのオパールは、イエローオレンジをベースに激しく見える遊色プリズムのグラデーションが魅力。

どこから見ても忘れられない色味がついて回る.. スペシャルピースを厳選しマクラメペンダントに仕上げました。

ぷるぷるとしたルースの中にはさまざまな遊色効果がはっきりと見てとれるものを厳選しています。

光を反射させたり屈折させたりして、レッド・グリーン・イエローと彩色豊かなプリズムが私たちを魅了します。

エチオピア産オパールの持つぷるんとした乳白色の繊細な雰囲気と、魅惑的な華やかさを手に取ってお楽しみください。

Follow me!