マクラメジュエリー

2022年11月4日 / 最終更新日 : 2022年11月4日 Miuzu Kikui マクラメジュエリー

アンフィボールインクォーツ（ラビットファールチルクォーツ）

アンフィボール（角閃石＝かくせんせき）が内包された水晶を「アンフィボールインクォーツ」といいます。

白や透明なものが有名ですが、ほかに含まれる鉱物によって赤・茶・オレンジ・黄など、さまざまな色味を見せてくれる天然石です。

ネフライトやアクチノライトなど、アンフィボールを含有するクリスタルのような「角閃石グループ」には、180種を超える鉱物があるとされますが、アンフィボールインクォーツもこの「角閃石グループ」に属するクリスタルになります。

鉱物名の「アンフィボールインクォーツ」より、その雰囲気が伝わりやすいことから「ラビットファールチルクォーツ」と呼ばれているのも納得できます。

アンフィボールインクォーツとルチルクォーツの違い

名前を聞くとルチルクォーツの一種と思われがちですが、内包物の種類が違うため厳密には別の鉱物です。

別名を「ラビットファークォーツ」と呼ばれる通り、内包物がまるでうさぎの毛のようなふわふわした毛状で、優しい印象の天然石です。

ルチルクォーツの内包物はもう少し硬くてトゲトゲした印象ではないでしょうか。

この羽のような、細い繊維のような美しい内包物は天使の髪の毛にも似ていることから「エンジェルヘアールチルクォーツ」という別名も持っています。

その針の細さは、なんと人間の髪の毛の5000分の１。

良質なアンフィボールインクォーツを見付けることは非常に困難で、高価と言われる太い針のルチルクォーツよりも希少性が高いといわれています。

ブラジルやマダガスカルが有名ですが、世界各地で産出され、日本でも見つかる定番の天然石です。

キラキラとオレンジ色に光る内包物が美しい、アンフィボールインクォーツをマクラメペンダントにしました。

柔らかく愛らしい色味で、名前のごとく可愛らしいうさぎを身にまとっているような優しい印象のペンダントです。

立体スクエアに研磨されたピンクアンフィボールインクォーツの中には、びっしりと虹インクルージョンを見ることができます。

ピンク色に靡く毛並みと虹の煌めきを楽しむことができます。

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