オレンジルチルインクォーツ【オレンジレッド★ファセットカット】
「金運の石」として、とても有名なルチルクォーツ。
鉱物名を【金紅石】といい、水晶の中に針状の結晶(ルチル)がインクルージョンされているものをこう呼びます。
この針状の内包物(ルチル)は二酸化チタンの結晶の1つで、正方晶系の鉱物です。
ドイツの鉱物学者アブラハム・ゴットロープ・ウェルナーが、光の下で見たとき発生する色にもとづいてラテン語で黄金色に輝くという意味の「rutilus(ルチル)」から名付けられたといわれています。
ルチルの量によってオレンジの濃淡が異なり、無色透明な水晶に少しだけオレンジが見える淡い色から、ほとんど茶色に近いほど多くのルチルを内包した濃い色まで、さまざまな色合いの天然石が存在します。
中でもルチルを多く含み、それでいて鮮やかなオレンジ色をしたものほど希少性が高く強いエネルギーを発すると考えられています。
オレンジルチルクォーツの産地
『オレンジルチルクォーツ』は、2006年にブラジルのバイア州コトピロ鉱山から250kgのみ産出されました。
その後はヒマラヤ等、ほかの産地でも似たようなオレンジ色系のルチルクォーツが産出されましたが、どちらかといえば茶褐色で、それらも含めてオレンジルチルクォーツと総称します。
しかし、ブラジルのコトピロ鉱山から産出されたオレンジルチルクォーツは非常に希少であり、巡り合えたとすれば奇跡的といっても過言ではありません。
キラキラとした輝きに魅了されることは間違いないでしょう。
オレンジルチルクォーツの特徴
ルチルクォーツといえばゴールドルチルが最も有名ですが、赤や黒、緑なども存在します。
そのなかのひとつがオレンジルチルクォーツで、希少性の高い天然石のひとつです。
ルチルクォーツは強く輝く石として、古(いにしえ)より人々に愛されてきた歴史を持っていますが、その中でもオレンジルチルクォーツはより一層光り輝く石です。
希少性の高い天然石ゆえに、ルチルクォーツには多くの偽物が存在します。
透明なガラス玉の中に砂やラメが入っていたり、導線が入っていたりと素人目にもわかりやすい加工品が有名です。
しかし、本物のルチルを人工物で内包させた加工品は鑑別機関で調べてもらわないとわからないレベルだともいわれています。
ですから、信頼できるお店を見つけておくことはとても大切です。
ファセットカットに磨かれたルースの中に
キラリと光るオレンジ色のルチルは格好の良いクールで良質な艶めき。
オレンジレッド★ファセットカット★ルチルインクォーツ s546
重さ:6.5.ct
縦:約 17 mm
横:約 11 mm
厚み: 5 mm