4月の誕生石 | モルガナイト | 人々を魅了するバラ色の輝き
モルガナイトは、優美なピンク色で多くの人々を魅了する美しい天然石です。
”ベリル”の仲間のモルガナイト。
モルガナイトが属する鉱物ベリル(緑柱石)は不純物が少なく、無色透明です。 その結晶に鉄やマンガンなどの微量元素が取り込まれることで発色する他色鉱物(アロクロマティック・ミネラル)と呼ばれています。
具体的には、マンガンが含まれるとピンク、紫、桃色に発色し、モルガナイトと呼ばれます。 また、鉄を含むとブルー系に発色しアクアマリンと称され、 クロムやバナジウムを含むと鮮やかな緑が美しいエメラルドと呼ばれるようになります。
モルガナイトは通常、複雑な構造を持つ六方晶系の結晶です。この特殊な化学組成により独特なバラ色に発色します。色の濃淡はベリリウムの含有量によっても変化するのが特徴です。
モルガナイトの主な産地
モルガナイトは市場に出回るほとんどが、ブラジルのミナスジェライス州にあるペグマタイト鉱床から産出したものです。他にもアフガニスタン、ブラジルの一部地域、ナミビア、モザンビークでも産出されますが、量は限られています。
中でも、マダガスカルの鉱山から採れるモルガナイトは、良質な結晶を多く含むことで知られています。
また、高い硬度(7.5~8)と優れた光沢を併せ持つ、アクセサリーとしての価値が高い天然石です。 最近ではモアサナイトやジルコンなどの人工宝石と比較されることもありますが、天然のモルガナイトはとくに希少価値があるとされています。
モルガナイトの特徴
モルガナイトは美しさとその硬度から、ネックレスや指輪などのジュエリーに使われることが多い天然石です。
今回はそんなモルガナイトのカポジョンを結び、マクラメネックレスに仕上げました。
モルガナイトの魅力は、優雅なバラ色調と天然の希少な石としての価値があることです。 上品な色合いはやさしさと可愛らしさを演出し、硬度の高さは日常使いにも適しています。
4月の誕生石としても知られるモルガナイトは、希少性の高い石ならではの輝きを楽しめる、魅力的な天然石なのです。
やわらなか日差しが心地よい春。気持ちが軽くなるこの季節、春らしい装いのワンポイントにはやさしいモルガナイトがよく合うでしょう。
朝日の色彩★スフェーンMorganite マクラメネックレス1150
めずらしい色味、優しいピーチオレンジ色の「モルガナイト」
トップには煌めきを美しく魅せてくれる宝石スフェーンをあしらい、2つの石を結んでマクラメ編みネックレスを仕上げました。
- 57 ct
- 紐の長さ 片側約~ 43 cm(お好きな長さに調節可能です)
- トップ全体 縦 約 69 mm 横幅 23.5 mm 厚み最大 10 mm
使用している天然石&パーツ
- スフェーン (ブラジル産)
- ブルーベリルビーズ
- 水晶ビーズ
- ムーンストーンビーズ
- 真鍮ビーズ
- カレンシルバー92.5ビーズ、パーツ
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気泡カット★モルガナイトs1024
ピンク色のモルガナイトの中に気泡とシラーの見えます。綺麗に施されたカットは、研磨した方のセンスが光るピースです。
モルガナイトは、持つ人の精神的な安定感を高め、日々の中の小さな幸せに目を向ける余裕をもたらします。